FPに必要な能力
秘密厳守ができる能力
ファイナンシャルプランナー(FP)は、顧客が家庭において抱える問題に触れることがあります。
仕事の性質上、顧客のかなり込み入った個人情報や家庭の事情なども聞くケースが多いです。
ファイナンシャルプランニングというサービスの性格上、家族構成やその職業、結婚、就職、進学
の予定などを聞き出さなければならない、ということに、その理由のひとつがあります。
例えば、介護の必要な方や、障害や疾病を抱えている方がいるご家庭もあります。そして、
社会的な保障が十分に受けられていない、と感じる方ほど「私が働けなくなったら、あるいは私の
死後には、家族の生活をどうした良いのだろう」と悩んで、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談
に来ることもあります。
そのような場合に、「この人になら、口が堅いので、安心して相談できる」ということが、顧客を安心させます。
ファイナンシャルプランナー(FP)が、顧客の心配を少しでも減らすことができ、顧客の安心感が家庭の雰囲気
をやわらかいものにすることに、つながります。
また、顧客がまだ家族に話していない内容や、家族に反対を受けているような内容に触れる場合があります。
それは「将来は独立して、個人事業主になりたい」「息子が漫画家になりたがっているが、両親は反対の立場
である」といった希望の場合です。
このような場合は、ファイナンシャルプランナー(FP)はその情報の取扱いに注意しなければなりません。家族間
で秘密があまりない、ということが理想ではありますが、だからといって、ファイナンシャルプランナー(FP)が他人
の家庭に踏み込んでも良い、ということにはなりませんので、注意しましょう。
顧客が安心して、自分の悩み、家庭の悩み、などを話しやすい環境を作ってあげて、同時にその情報は
絶対に外部には漏らさない、ことがFPとしての絶対条件です。
これは、FPに限らず、他人の情報を職権で得ることが出来る立場の人は、秘密が厳守できる能力が
必要になっています。

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