FPに必要な能力
顧客の話を聞く・聞き出す能力
ファイナンシャルプランナー(FP)に相談にくる顧客は、漠然と「資産を増やしたい」「老後のことが不安だ」
という内容を告げることが多いです。
ファイナンシャルプランナー(FP)にとって大事なことは、まず「なぜ、資産を増やしたいのか」「どのような老後
の不安があるのか」を顧客に気付かせることです。このとき、ファイナンシャルプランナー(FP)の推測、意見を
押し付けるのではなく、あくまでも「主役は顧客」という姿勢を貫くことが必要です。
顧客の「老後資金を確保したい」「住宅を購入したい」「子供の教育費用が必要だ」といった資金の必要な理由や
、「老後の生活資金」「老後に健康を損ねた場合」「葬儀代」「不時の出費」などの不安の理由を丁寧に、根気
よく聞き出していくことが必要となります。
また、ファイナンシャルプランナー(FP)は、「未定の予定を扱う」という面があり、それらの話題は、慎重に言葉
を選んで話さなければなりません。
「子供の結婚の予定は何才頃と考えるか」「子供の進学予定はいつごろか」「顧客の車の買い換えを何才まで
行うか(何歳まで運転できるか)」「顧客が何才まで生きるか」「誰かが亡くなってしまった場合に、残された家族
に必要な生活資金はどのくらいか」といった、非常に慎重に扱うべき話題が、多数あるのです。子供の結婚、
進学などは、親の思い通りには必ずしもいかないものですし、車の運転や死亡などの話題は、顧客に「老いる」
ということを、認識させることになります。
このような問題について、顧客の意見・希望を聞き、あるいは明確にできないでいる顧客の意思決定を援助すること、
そのためには、顧客の「気持ち」を聞き出せるファイナンシャルプランナー(FP)でいなければならないのです。
人の話を聞いたり聞き出したりと言うことは、自分の意見を相手に伝えるより、ずっと大変な忍耐とやさしさが
必要です。相手が話しやすい環境を作ってあげることはとっても大切な能力と言えるでしょう。

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